パブリッシャーのHooded Horseは8月14日、Lantto Gamesが手がける工場自動化シミュレーションゲーム『サンダストリー(Sandustry)』の早期アクセス配信をPC(Steam)で開始した。ゲーム内は日本語表示に対応しており、リリース直後から最大同時接続プレイヤー数9130人を記録。Steamユーザーレビュー323件中98%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得し、人気を集めている。

本作は、ピクセル単位で物質を扱う工場自動化シミュレーションだ。多様なバイオームが広がる未踏の惑星が舞台で、砂などを採掘して資源を集め、生産設備や輸送網を構築しながら工場を拡大していく。地下深くへ掘り進めば、古代文明が遺した遺物や秘密も見つかる。

打开网易新闻 查看精彩图片

特徴的なのは、地形を構成するピクセルひとつひとつに物理的な性質が設定されている点だ。砂粒や雪、種子、胞子、氷などは周囲の物質と作用し合い、たとえば氷を熱すると水になり、さらに沸騰させれば蒸気へ。蒸気は空へ昇り、雨となって地上に降り注ぐ。砂は周囲の水を吸収し、湿った砂をふるいにかければ金を採取できる。水を吸った種から花を咲かせ、その花を燃やして別の資源を得ることも可能。「砂一粒まで役に立つ」という言葉どおりのミクロな物質循環が、ゲームの核となっている。

資源を加工して新技術や生産工程を解放していく過程では、ベルトコンベアやフィルター、ドローン、配管、ポンプなどを組み合わせて生産ラインを自動化。建築そのものには資源を必要としないため、設備を自由に配置し直しながら試行錯誤を繰り返せる。この手軽さもプレイヤーから評価されている。

また、惑星の地下には洞窟が広がり、古代文明の設備や遺物が眠っている。分厚い氷は火炎放射器で溶かしたり、溶岩を流し込んだり、ロケットランチャーを採掘に使ったりと、物質の性質を利用した探索や破壊も楽しめる。

本作は早期アクセス前から注目を集めており、2025年4月時点のデモ版は約10万人がプレイし、平均プレイ時間は6時間以上、ウィッシュリスト登録数は6万件に到達。デモ版のSteamレビューは1344件中97%が好評の「圧倒的に好評」だった。コミュニティによるMOD制作も活発で、4月時点でMODやカスタムマップが50種類以上。8月にMODローダー「Fluxloader 2.0」が公開された時点では100種類を超えている。

早期アクセス期間は約1年間を予定。今後は自動生成の改善に加え、建物、資源、生産チェーン、クエスト、バイオーム、地下深部で利用できるテクノロジーなどの追加が計画されている。開発にはコミュニティのフィードバックも反映され、DiscordやSteamフォーラムで提案やバグ報告を受け付け中だ。また、コンテンツ追加にともない、早期アクセス期間中に販売価格が引き上げられる可能性もある。

『サンダストリー』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。リリース記念セールとして8月28日まで定価から35%オフの税込962円で購入できる。現在はSteamでデモ版も配信されている。